
この記事でわかること
- パチンコ屋が閉店するパターン
- パチンコ屋が閉店したときの貯玉の行方
「パチンコ屋の貯玉って閉店したらどうなるの?」
今のほとんどのパチンコ屋には「会員カード」が用意されており、登録をすれば、非常に便利な「貯玉システム」を利用することができます。
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参考パチンコで貯玉をするメリットやデメリットや?絶対にしなきゃ損!
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貯玉システムを利用すれば、お得に遊戯できたり、さまざまな景品と交換をすることができます。
そのため利用者も多く、人によっては「何万発」と貯玉をしている人も珍しくないですよね。
しかし、その貯玉で気になると言えば、パチンコ屋が閉店になった時です。
私自身も経験があるのですが、パチンコ屋が閉店すると、最悪の場合は「貯玉が無かったこと」になるパターンもあるんですよね。
そこで今回は、パチンコ屋が閉店になったときの貯玉の行方について詳しく紹介させていただきます!
このページの目次
パチンコが屋が閉店する時の3つのパターン

と、その前に知って欲しいのが「パチンコ屋が閉店するパターン」です。
パチンコ屋が閉店するときは、
- 事前告知がある閉店
- 「臨時休業」や「リニューアル休業」からの閉店
- 本当にいきなりの閉店
主にこの3つのパターンがあるんですよね。
事前告知がある閉店
まずパチンコ屋が閉店するパターンの1つ目が「事前告知がある閉店」です。
これは優良店に多いのですが、
”「当店は〇月〇日を持ちまして閉店します」”
”「今までありがとうございました」”
このように前もって店内のポスターやPOPでの告知があるんですよね。
「臨時休業」や「リニューアル休業」からの閉店
そして2つ目のパターンが「臨時休業」や「リニューアル休業」です。
”〇月〇日を持ちまして臨時休業させていただきます”
”リニューアルのためお休みをさせていただきます”
このように告知をしておきながら、最終的にはオープンすることなく、いきなり閉店を迎えることがあります。
本当にいきなりの閉店
3つめのパターンが「本当にいきなりの閉店」です。
- 前日までは普通に営業をしていた
- 全く閉店の予兆がなかった
- なんなら新台入替の告知まであった
- ちゃんとお客さんも入って繁盛していた
にも関わらず、夜逃げ同然で閉店を迎え、そのままお店が潰れることもあります。
中には従業員にすら一切知らされずに閉店を迎えることもあり、出勤して初めて知るというパターンもあるんですよね。
パチンコ屋が閉店となったときの貯玉の行方

そして閉店を迎えたときの貯玉の行方に関しては、
- 期間を設けて交換に応じてくれる
- 貯玉が全滅する
この2つのパターンのどちらかになります。
期間を設けて交換に応じてくれる
まず、ほとんどのお店に関しては、期間を設けて交換に応じてくれます。
だいたい閉店前になると、
”〇月〇日までに貯玉の交換をお願いいたします”
”〇月〇日以降は閉店のため景品の買取りもお断りします”
このように店内での告知があり、ちゃんと交換に応じてくれるんですよね。
もちろん換金所の利用もできますので、いつも通り現金への交換をすることもできます。
貯玉が全滅する
ただ、いきなり閉店に至る場合に関しては、何の告知もありません。
どれだけカードの中に貯玉をしていようが、そんなこと関係なく「貯玉は全滅」の状態です。
もちろん貯玉補償基金に入っていなければ、カタログ景品への交換すらできないんですよね。
下記の「貯玉補償基金に未加入のパチンコ屋も多い」でも説明していますが、意外と未加入のお店も多いので、その点は十分に注意してください。
パチンコ屋が閉店すると貯玉は一切換金できない!

ちなみに、
- お店の閉店に気づかなかった
- 告知を見逃していた
- 本当にいきなり閉店を迎えた
など、どんな状況であっても「完全に閉店」となった場合は、貯玉を換金することができません。
というのも、パチンコ屋の換金は「三店方式」を採用しており、お店と景品買取所(換金所)の存在が必要不可欠です。
そのため景品を渡すパチンコ屋がなくなる=景品買取所は一切機能しなくなりますので、絶対に換金することができません。
補償の上限は貯玉25万玉、貯メダル5万枚
もしパチンコ屋が「貯玉補償基金」に加入していても注意が必要です。
というのも、全ての貯玉が補償されるわけではなく、
- パチンコは25万発
- スロットは5万枚
約100万円分の貯玉分しか保証されないんですよね。
そのため、それをこえる玉やメダルに関しては、全て完全に無駄な状態になります。
全てカタログ商品への交換になる
貯玉補償基金は、あくまでも「貯玉を保証」するための団体です。
パチンコ屋のように三点方式を採用しているわけではありませんので、現金での保証は一切してくれません。
- 食品関連
- 家庭用品
- ヘルスケアや美容関連
- アウトドア・レジャー用品
- 日用品・一般雑貨
このように一般的なカタログに掲載されている商品へ交換しかできないんですよね。
そのため、もしマックス上限で貯玉をしていたとしても、約100万円分のカタログ商品での保証になります。
しかも、4円パチンコの貯玉であっても、1玉=1円での換算になります。
貯玉補償基金に未加入のパチンコ屋も多い
さらに言えば、どのパチンコ屋でも「貯玉補償基金」に加入しているわけではありません。
加入しているのは、国内にあるパチンコ屋の6割程度で、残りの4割に関しては加入すらしていないんですよね。
この場合は、カタログ商品での保証もありませんので、全ての貯玉が完全に無駄になる状態です。
特に中型・小型店舗の場合は、経費を削減するために、貯玉補償基金に加入していないことも多いです。(加入には費用がかかるため)
貯玉の貯めすぎには注意
貯玉は、パチンコユーザーにとっては、メリットしかないようなシステムです。
特にヘビーユーザーに関しては、貯玉の再プレイを利用するだけでも、かなりお得に利用することができますからね。
私も専業でパチンコを打っていたときは、20万発ほど入れていた時期がありました。
しかし、専業で毎日パチンコ屋に行っていた私ですら、そんなにも貯玉は必要がなかったんですよね。
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参考パチンコ屋の貯玉はどれくらいを目安に貯めればいい?貯めすぎに注意!
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そのため貯めすぎには注意をして、必要最低限の貯玉のみをカードに入れておくようにしてください。
まとめ:貯玉は閉店すると換金できなくなることもある!
今回は、パチンコ屋の閉店後の貯玉について、詳しく紹介させていただきました。
今の時代、パチンコ屋がいきなり潰れて閉店を迎えることは、珍しいことではありません。
スマパチやスマスロの導入費用が追い付かず、経営がどうにもならなくなるパチンコ屋は非常に多いです。
そのため、貯玉カードの中には、あくまでも最低限の玉やメダルだけを入れておくようにしましょう!
