この記事でわかること
- デカヘソの台がパチプロでも勝ちにくい理由
2022年に稼働が始まった「P牙狼MUSEUM」を皮切りに、従来のスタートチャッカーよりサイズが大きい「デカヘソ」の台が増えてきました。
最近では「ユニコーンガンダム2」や「北斗無双」でも採用されており、今後もデカヘソの台が増えていくと予想されます。
デカヘソは、従来の台に比べて圧倒的に回るので「勝ちやすい」というイメージを持った人も多いですよね。
しかし、現状では従来のパチンコと比べても勝ちにくく、また勝てる台を探すのが難しいです。
そこで今回は「デカヘソのパチンコ台がパチプロでも勝ちにくい理由」について詳しく紹介させていただきます!

このページの目次
デカヘソのパチンコ台がパチプロでも勝ちにくい理由
デカヘソのパチンコ台が勝ちにくい理由として、
- 見た目と実際の回転率がかなり違う
- ボーダーラインがとにかく高い
- ヘソの賞球が「1」
- 回転ムラが出やすく安定しない
- 店側が扱いを理解していない
このような理由が挙げられます。
見た目の釘と実際の回転率がかなり違う
まずデカヘソのパチンコ台は、見た目の釘と実際の回転率がかなり違います。
- 思った以上に回らない
- ヘソがデカくても全然寄ってくれない…
従来の台であれば、ある程度の釘を見慣れた人であれば、回転率を予想することができます。
しかし、デカヘソの台は全く予想に反する動きをするので、全く想定外の回転率になりやすいんです。
ボーダーラインがとにかく高い
そしてデカヘソの台は、ボーダーライン(1,000円あたりの回転数)がとにかく高いのが特徴です。
従来のパチンコ台であれば、だいたい1kで18回転前後、甘い台であれば15回転前後の台が多いんですよね。
しかし、デカヘソの台のボーダーラインは、ほとんどの機種が30回転をこえています。
「ヘソがでかくて回りやすいから勝てる!」ではなく、勝てるラインも全く別物になっていますので、注意が必要だと言えます。
ヘソの賞球が「1個」
またデカヘソの台は、ヘソの賞球が「1個」が主流となっています。
従来のパチンコ台は、ヘソに玉が入れば2個か3個戻ってきますが、デカヘソの台は1個しか戻ってこない仕様です。
そのため投資スピードを早める原因にもなり、「思った以上に回らない」という現象が起きやすいです。
回転ムラが出やすく安定しない
さらにデカヘソの台は、ヘソ周辺の構造が少し特殊になっています。
そしてスタートチャッカー(ヘソ)が大きい分、釘やネカセ(台の傾斜)の影響を受けやすく、わずかな調整でも玉の軌道が変化するんですよね。
そのため回転数にムラが生じやすく、同じ1000円でも、回る時と回らない時の差が激しいです。
もちろん従来の台でもありえることなんですが、デカヘソはさらにムラが生じやすい構造になっているんですね。
店側が扱いを理解していない
個人的には、これが勝てない理由として大きく感じるんですが、デカヘソの台を店側が扱いきれていないことも多いです。
さきほど、デカヘソの台はボーダーラインが高いと書きましたが、
- 他の台と同じように18回転前後に設定している
- スペックを理解せずに釘を閉めすぎている
このように店側がデカヘソの台を何も理解していないこともあるんですよね。
もしこんな釘調整をしてしまうと、客側の勝てる確率が0になるどころか、何の楽しさもない状態になります。
デカヘソの台=演出も早いので、回らなければ、画面が停止したままですからね。

今後のデカヘソ台には期待できるかも?!
とは言え、デカヘソの台は、今後に期待できると言えるでしょう。
その理由としては、
- 意外と一般ユーザーからは好評
- 時間効率がいい
- 中古台の価格が上ってきている
- まだまだ改良の余地が十分にある
このような理由が挙げられます。
意外と一般ユーザーからは好評
まずデカヘソの台は、意外と一般のパチンコユーザーからは好評な点です。
というのも、ボーダーが高い分、従来のパチンコ台に比べても回りやすい状態にしやすいんですよね。
そして回る=ストレスを感じにくいので、お客側も快適にパチンコを打つことができます。
今のパチンコ台と言えば、1k15回転しない台も多いですし、画面が止まってデモ画面になることも多いです。
そのようなストレスがないデカヘソの台は、けっこう「面白い!」と評判なんです。
時間効率がいい
また時間効率がいいのも、期待ができる理由です。
デカヘソの台は、回ることが前提で作られているので、演出がサクサク進みます。
例え保留が0や1の状態であっても、変動が短く、テンポよく打つことができるんですよね。
同じ1時間の遊戯であっても、従来のパチンコ台の倍近い速度がありますので、それだけ抽選を受けることができる回数も増えます。
そのため短時間勝負しかできない主婦やサラリーマンにとっての強い味方になります。
中古台の価格が上ってきている
さらに驚くことに、デカヘソの台は中古台価格がかなり高騰している時期もありました。
今のパチンコの新台は機械代が高いとは言え、中古になるとガクンと値段が下がります。
にも関わらず、貞子やユニコーンの中古台が100万をこえていた時期があり、当時はかなりSNSでも話題となっていたんですよね。
中古価格が高い=それだけ稼働に貢献していることになるので、人気機種である証にもなります。
今はだいぶ落ち着いたようですが、それでも新台と同じ価格帯を維持していますので、それだけ愛されている機種なんですよね。
販売台数が少ないという理由もありますが、それだけの理由では中古価格が100万を超えることはありませんからね。
まだまだ改良の余地が十分にある
そしてデカヘソの台は、まだまだホールに登場したばかりの台です。
そのため改良の余地があり、どんどんいろんな意見が取り入れられていくことでしょう。
今は昔と違いスマパチやラッキートリガーもありますので、メーカー側が努力をすれば、バリエーションも無限に作り出せます。
また3月に出る新台の「北斗」を皮切りに、大手メーカーからデカヘソ台がリリース予定です。
それを考えると、今後デカヘソ台がパチンコ台に革命を起こす可能性もあるんですよね。

まとめ:デカヘソ台で勝つのであればしっかりとした店選びが重要!
今回は、デカヘソのパチンコ台で勝ちにくい理由を紹介させていただきました。
デカヘソの台は、ホール側もスペックを理解しておらず、扱いきれていないお店もまだまだ多いです。
そのため今の段階では「勝てる」とは言いにくいのが現状です。
ただ今後もデカヘソ台が連続でリリースされる予定なので、もしかするとパチンコ業界に革命を起こすかもしれませんね!