この記事でわかること
- パチプロの求人が行われている場所
- パチプロや打ち子の求人が危険な理由
「パチプロになりたい人を探しています!」
「パチンコやスロットの打ち子を募集しています!」
世間一般では信じられないことですが、実は令和になった現在でも、このような求人はありえる話です。
私自身も打ち子を雇っていたことがありますし、今でもパチンコ屋に行くと、打ち子やパチプロの集団がわんさかいますからね。
ただ実際には表立っての募集がされていないので、「どこで募集されているのか?」が気になりますよね。
そこで今回は「パチプロや打ち子の求人」について詳しく紹介させていただきます!

このページの目次
パチプロや打ち子の求人は令和でも山ほどある!
まずはじめに結論から言うと、パチプロや打ち子の求人は、令和現在でもたくさんあります。
「パチプロの時代は終わった」
「令和はパチンコで稼げない=打ち子なんてありえない」
このような言葉を聞くことがありますが、全くの嘘です。
逆に今の時代は、個人で稼ぐには収支が安定しない機種ばっかりなので、人数が多いほう安定した収支を出すことができます。
そのためパチプロや打ち子の需要が高まっており、全国どこでも求人があるレベルなんですよね。
もちろん闇バイト的な求人も多いんですが、しっかりとホワイトで真面目なパチプロや打ち子の求人もあります。
とは言え、アルバイト情報誌や転職サイトでは一切募集されていませんので、自分自身でチャンスを掴むしかないんです。
まれに「求人情報による募集」のような形式で募集されていることもあります。

パチプロや打ち子の求人が行われている場所
パチプロや打ち子の求人が行われている場所と言えば、
- 正式な組織での募集
- SNSでの募集
- コミュニティや掲示板での募集
- 友人や知人の紹介による募集
- 求人情報による募集
- パチンコ店内での声かけによる募集
- パチンコ関連のイベントでの募集
このような場所があります。
ちなみに昭和や平成ではなく、令和現在(7年)でも正式に行われているメジャーな方法でもあります。
正式な組織での募集
まずパチプロや打ち子になる方法として、正式な組織での募集があります。
例えば国内最大で言えば、エクセルジャパンが有名です。
また他にも、各地域に大小さまざまなプロ集団が存在します。
そのような組織では、打ち子として働きながら、最終的にはピンでも活動できるパチプロになることができます。

SNSでの募集
次にSNSでの募集もあります。
特に今の時代と言えば、Twitter(X)での募集が多く、ハッシュタグで検索をすればいくらでも探すことができます。
全国に対応しているので、地方でのパチプロや打ち子の募集もあるのが嬉しいですね。
コミュニティや掲示板での募集
さらにコミュニティやインターネット掲示板での募集もあります。
例えばインターネットで「打ち子」や「引き子」「パチプロ求人」で検索をすれば、たくさん情報が出てきます。
コミュニティで言えば「ジモティ」なんかでも、募集されていることがありますね。
そのような求人に応募をしてやり取りをすれば、パチプロや打ち子になることができます。
友人や知人の紹介による募集
もし友人や知人の紹介による募集もあります。
さすがに社会人となれば少ないですが、大学生やニート、またアルバイト生活を送っている人は、意外と打ち子を経験している人が多いんですよね。
そのような友人や知人からの紹介でなれる可能性もありますので、心当たりがあれば聞いてみるのもいいでしょう。
求人情報による募集
意外にあるのが、求人情報による募集です。
さすがに直接的な表現を使っていることはないですが、
- パチンコホールで遊戯機のPRをする仕事
- パチンコの遊戯スタッフ
- PRスタッフやモニタースタッフ
こういった名目で募集されていることがあり、問い合わせ後に発覚することがあるんですよね。
特にグレーゾーンの求人が多い「ドカント」などに掲載されている場合は、そういった可能性も高いです。
街中のチラシや声かけなどによる募集
繁華街のある地域であれば、街中にあるチラシや声かけによるパチプロや打ち子の募集もあります。
上記と同じように直接的な表現ではありませんが、チラシで書かれていることがあるんですよね。
またいきなり「パチンコに興味がありませんか?」と声をかけられることもあります。
パチンコ店内での声かけによる募集
さらに言えば、パチンコ店内で声かけによる募集もあります。
例えば負けている時なんかに、
- よかったら一緒に打ちませんか?
- お金を渡すので打ってもらえませんか?
- パチプロや打ち子に興味ないですか?
このように声をかけてくるパターンがあるんですよね。
郊外の店なんかでは、駐車場で声をかけられることもあり、わりと多いと言えます。
パチンコ屋関連のイベントでの募集
またパチンコ屋関連のイベントで募集がかかることもあります。
- お店の周年や大きなイベント
- ライターやYoutuerの来店イベント
- 取材の公約イベント
このようなイベントは、人が集まりやすく、店側も本気で還元をしてくることが多いです。
それにつられてプロ集団も各地域から集まってくるんですが、そこで声をかけられることもあるんですよね。
ちなみに私が昔に行ってたお店では、おじいちゃんやおばあちゃんにも声をかけている光景を見たことがあります。

パチプロや打ち子の求人の給料はどのくらい貰える?
パチプロや打ち子の求人の給料ですが、本当に驚くほどピンキリです。
例えば先ほど紹介したエクセルジャパンの公式サイトでは、日当11,000円からという条件で募集されています。
これは業界最高峰とも言える給料で、かなり高い部類だと言えます。
また基本日当が8000円で、そこに歩合で給料が上乗せされるシステムを採用しているところもあります。
ちなみに私が打ち子を雇っていたときは、朝10時~20時まで海物語を打ち続けて、1万円を渡していました。
ただ、打ち子の場合は、役割でも給料が大きく変わってくるんですよね。
メインの打ち子
メインの打ち子というのは、技術介入などがしっかりできて、ピンでも立ち回れるくらいのレベルの打ち子です。
- 通常時の保留3.4止め(オーバー入賞防止)
- 電サポ中の止め打ち
- 大当たり中の捻り打ち
こういった技術介入が一通りできて、10000円~15000円の範囲におさまることが多いです。
出玉を作るための打ち子
出玉を作るための打ち子とは「人数を揃えるため」の打ち子のことです。
換金差が大きい店なんかだと、現金で打つよりも、出玉共有で打ったほうが勝率が上るんですよね。
なるべく早い段階で持ち玉を確保するために、人数が多い軍団などは、とにかく玉が欲しいと考えているんです。
そのため「適当打ちでもいいから」と安い給料で打ち子を雇って、人員を集めます。
この場合の給料はとても安く、5000円から多くても8000円くらいしか渡されないんですよね。
十分に出玉ができた時点で稼働も終了となりますので、状況によっては、それ以下になることもあります。
さらに言えばグループをまとめるリーダー、抽選のためだけに呼ばれる「引き子」など、さまざまな役割があります。

パチプロや打ち子の求人が危険な理由
パチプロや打ち子の求人は、パチンコが好きな人からすれば、夢のような仕事だと言えます。
しかし、常に危険とは隣り合わせの状況で、
- 契約書が交わされない
- 社会的な保証が一切ない
- 「最低賃金」が保証されるわけではない
- 「不正」や「ゴト行為」の可能性がある
- 詐欺求人の可能性がある
- パチンコ以外の「闇バイト」の可能性がある
- そもそも「まともな人種」がいない
- 長居するとグループから抜け出しにくい
- 出禁や逮捕のリスクがある
- お店とグルになってしまうこともある
こういったリスクを頭の中に入れておいてください。
契約書が交わされない
まずパチプロや打ち子の求人は、基本的に契約書が交わされません。
全て口頭での説明で、給料は基本的に現金で手渡し。
そのため契約内容がかなり曖昧で、想像以上に過酷なルールが用意されている場合があります。
何かあっても契約書が交わされていない以上、いくらでも言い訳をして、給料の未払いなどの可能性も十分にありえるんです。
そういう時でもグレーゾーンの仕事である以上、警察に相談することもできないですからね。
社会的な保証が一切ない
パチプロや打ち子は、当然ですが社会的な保証が一切ありません。
- 厚生年金
- 労災保険
- 公的な支援
こういったものを受けることができませんし、いざとなったときに年金を払っていない場合は、障碍者手帳を貰うこともできないんですよね。
リスクがあるだけではなく、それだけで生活していくとなれば、それなりの覚悟が必要ということです。
「最低賃金」が保証されるわけではない
そしてパチプロや打ち子は、最低賃金が保証されるわけではありません。
例えば今現在の最低賃金と言えば、全国平均で1,055円となっています。
しかし、パチプロや打ち子は「正規の仕事」ではありませんので、そんな保証は一切ありません。
また最低賃金以下でも「パチンコを打ちたい!」と集まってくる人が多いので、中には高校生のアルバイト以下の給料となることもあります。
朝から晩まで打って5000円とかの場合もありますからね。
「不正」や「ゴト行為」の可能性がある
パチプロや打ち子と言っても、大きくわけて2種類の存在があります。
- ボーダー理論に基づいたスタイル
- 犯罪行為でもある不正やゴトスタイル
前者であれば何の問題もないんです。(グレーゾーンではありますが)
ただ後者の場合は、プロ集団というよりかは、犯罪組織に手を染めることになります。
詐欺求人の可能性がある
またパチプロや打ち子の求人が、詐欺求人の可能性もあるんです。
例えばよくある例が、
- 軍団への入会金が必要
- 保証金や登録料が必要
- 毎月の上納金が必要
こういった名目でお金を騙し取る詐欺も存在します。
パチプロや打ち子は、誰もが一度は夢見る仕事でもありますからね。
パチンコ以外の「闇バイト」の可能性がある
さらに言えば、パチンコ以外の闇バイトの可能性もあるんです。
パチプロや打ち子の求人と言っておきながら、
- 薬物の運搬
- 名義貸しや契約代行
- 強盗や窃盗
こういった闇バイトに加担させられる可能性もあります。
もちろん最初はパチプロや打ち子の仕事を任された後に、急に仕事内容が切り替わって闇バイトになる可能性もありますので、常に安心できない環境なんですよね。
そもそも「まともな人種」がいない
パチプロや打ち子の求人は、正直まともな人種が集まってきません。
例えば、
- 多額の借金がある
- 犯罪歴がありまともな職につけない
- 社会不適合者で働けない
もちろんまともな人もいますが、だいたいこのような人達の集まりなんですよね。
そのため真面目な性格をしている人にとっては、非常に居心地の悪い場所でもあります。
長居するとグループから抜け出しにくい
そしてパチプロや打ち子として長くグループに属すると、そこから抜け出しにくい危険もあります。
例えば辞めたいと言ったときに、
- いきなり脅迫や圧力をかけられる
- 身分証のコピーを悪用される
- 他のメンバーから暴力や暴言を受ける
こういったトラブルが起きる可能性があります。
特に裏で反社が関わってるような軍団や組織の場合は、この傾向が強いんですよね。
出禁や逮捕のリスクがある
パチプロや打ち子の求人は、最悪の場合、逮捕されるリスクもあります。
そもそもグレーゾーンの仕事なので店側からマークされるのは当然として、
- いきなり店側から出禁を言い渡される
- 他のメンバーがやらかして巻き込まれる(警察からの事情聴取など)
- 指示に従っただけなのに逮捕れる
常にこういったリスクを抱えています。
また他のグループとのトラブルにより、暴力沙汰に発展することもあります。
お店とグルになってしまうこともある
パチプロや打ち子の集団の中には、お店とグルになっている「サクラ」もあります。
- 店長から設定を教えてもらう
- 幹部クラスの人間が打ち子を雇う
このようにお店とグルになっている場合に関しては、違法行為となるため、逮捕されるリスクがあるんですよね。
もちろん「知らなかった」では済まされませんので、正直なところ、パチプロや打ち子の求人は避けた方がいいと言えるでしょう。

パチプロや打ち子の求人を探すより自分の力で稼ぐことが大事!
「どうしてもパチプロや打ち子として稼ぎたい!」
このように強く願う人も多いでしょうが、それであれば自力で稼ぐ力を身につけたほうがいいです。
今のパチンコは複雑化しているとは言え、
- ボーダー論を徹底する
- 期待値のある台以外を打たない
- 軍資金を用意して稼働に徹する
これさえしていれば全く問題ありませんし、変なしがらみもなくピンで稼ぐことができます。
変に難しく考えず、シンプルにやるべきことをやるだけで、パチンコで稼ぐことは可能なんです。
もしくは打ち子を経験しながら勉強して、早い段階で独立するのがいいと言えます。

まとも:パチプロや打ち子の求人は100%に近い確率で危険!
今回は、パチプロや打ち子の求人について紹介させていただきました。
たしかにパチプロや打ち子の求人があれば「やってみたい!」と考える人も多いですし、ついつい応募したくなる気持ちもわかります。
しかし、実際には100%に近い確率で危険が潜んでいますし、何よりもリスクが伴うと言えるんですよね。
それであれば、1人で勉強をして頑張ったほうが、しがらみもなく稼ぐことができます。
ぜひ参考にしてくださいね!