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パチンコの変則打ちや単発打ちとは?なぜ禁止されている?

この記事でわかること

  • パチンコの変則打ちや単発打ちの意味
  • 変則打ちや単発打ちが禁止されている理由

「当店では変則打ちや単発打ちを禁止しています」

パチンコ屋に行って台の間を見ていると、小さな文字でこのように書かれていることがありますよね。

一般客であれば全く気にする必要がないんですが、ついつい気になって「どんな意味だろう?」と考えてしまう人も多いはずです。

中にはあまりにも気にしすぎて、ビクビクしながら打っている人もいることでしょう。

そこで今回は、パチンコの変則打ちや単発打ちについて詳しく紹介させていただきます!

和哉@元専業パチプロ
結論から言うと、今の時代はそこまで気にする必要はありません!

パチンコの変則打ちや単発打ちとは?

パチンコ業界の用語として「変則打ち」や「単発打ち」という言葉があります。

今の時代はそこまで関係ないのですが、昔は店と客とのトラブルの原因にもなるような打ち方でした。

では、それぞれの意味について詳しく説明させていただきます。

変則打ち

まず変則打ちというのは、ハンドルのストップボタンを使って、玉を変則的に打つことを意味します。

また「普通ではない打ち方」のことを意味する場合もあります。

例えばなんですが、

  • アタッカーや電チューの解放に合わせて打つ
  • 玉を増やすためにハンドルをひねりながら打つ
  • 関係のないときに右打ちをする

など、普通のお客さんではありえないような打ち方のことですね。

もちろん「保留3.4止め」や「ステージ止め」も変則打ちの中に含まれます。

単発打ち

そして単発打ちというのは、1玉ずつ打ち出す方法のことです。

通常は連続的にずっと玉を打ち続けますが、単発打ちは意図的にハンドル操作やストップボタンを使って、1玉ずつ打つんですよね。

今の時代は「効率の悪さ」しかありませんが、昔は単発打ちを使った攻略法などが存在していました。

和哉@元専業パチプロ
普通にパチンコを打つのであれば、そこまで気にしなくてもいいことです。

パチンコの変則打ちや単発打ちは禁止されている理由は?

そしてパチンコの変則打ちや単発打ちが禁止されている理由ですが、

  • 昔の「ゴト対策」
  • 店内のプロ対策
  • 千円あたりの回転数に異常が出る
  • 大当たり出玉に異常が出る
  • 確変や時短中の玉の増減に影響する
  • 店の稼働率に影響が出る
  • 台が故障しやすくなる

だいたいのお店は、このような理由で禁止していることが多いです。

昔の「ゴト対策」

まず変則打ちや単発打ちが禁止される理由として「ゴト対策」があります。

今の時代はしっかりとメーカー側が対策していますが、昔は「体感機」を使えば、大当たりを狙うことができたんです。

また今の時代でも、本当に稀ですが「仕込み台」というものが存在します。

  • 犯罪者と配送業者がグルになって店の台に機械を仕込む
  • 部外者(釘師など)が勝手に台に機械を取り付ける

メーカー側が対策しているとは言え、なんでもありのこのご時世ですから、いくらでも不正なことができるんですよね。

その万が一の対策のために、今でも変則打ちや止め打ちを禁止しています。

店内のプロ対策

また店内のプロ対策として、変則打ちや止め打ちを禁止している店もあります。

というのも、

  • 捻り打ちでアタッカーに1玉でも多く入れる
  • 確変中で時短中に止め打ちで玉を増やす

このようなプロ行為は、お店の売り上げに大きく影響するんですよね。

例え1回あたりの効果が少なくても、長いスパンで見れば、かなりの金額になります。

それを防ぐために、変則打ちや止め打ちを禁止している店が多いです。

店によっては「見せしめ」として出禁にすることもります。

千円あたりの回転数に異常が出る

パチンコ台は、変則打ちにより、千円あたりの回転数に大きく影響出る台が存在します。

例えば海物語なんかは良い例なんですが、同じ機種でも台によってステージに個体差があるんですよね。

※ステージ=画面の下にあるスタートチャッカーに直結する場所

台によっては、ステージに乗った玉が必ずスタートチャッカーに入る台も存在しており、物理的な問題なのでお店も対策しようがありません。

もちろん釘を閉めればいいだけの話なんですが、それだけではどうにもならないほどの個体差の場合もあります。

そういったときに「店側が客に対して注意する建前」のために、ルールして変則打ちを禁止しています。

大当たり出玉に異常が出る

先ほどのプロ対策の項目でも書きましたが、変則打ちにより、大当たり出玉に大きく異常が出ることがあります。

  • アタッカーの解放に合わせて打ちだしを調整する
  • 1玉でも多く入るように捻り打ちをする(ワンツー打法)

例えばアタッカーの賞球が10個だった場合、1Rで10玉、10Rで100玉も変ってきますよね。

これが積み重なると、かなりの店側の損となり、売り上げにも影響が出てきます。

特に変則打ちの効果が高い台なんかは、それだけでボーダーが驚くほど下がり、まともな調整ができなくなります。

確変や時短中の玉の増減に影響する

さらに確変中や時短中の玉の増減でも同じことが言えます。

今は右打ち即当たりの台が増えているとは言え、海物語なんかは確変中や時短中の電サポ状態がずっと続きますよね。

そして店側は、電サポ状態のときに「玉を減らす」ことで利益を得ています。

しかし、そこで変則打ちをすると玉を増やすことができるんですが、そうなるとお店側は損をします。

それを防ぐためにも、変則打ちを店側はルールとして禁止しているんです。

店の稼働率に影響が出る

単発打ちの場合は、店の稼働率にも影響が出ます。

というのも、店側は「客が座ったら玉を打ち続ける」ことを想定して釘の調整をします。

しかし、単発打ちをされると、

  • 1回転ごとに打ち出しが止まる
  • 演出も遅いので待ち時間が長くなる
  • それだけ客単価が低くなる

こういった事態が発生します。

特に繁盛しているお店なんかは、単発打ちをされるだけでも、かなり売り上げに影響が出るんですよね。

座ったのに打っていない=お金を使うスピードが遅くなりますからね。

さらに不正行為や攻略法を防ぐための措置として、単発打ちを禁止しているホールが多いです。

台が故障しやすくなる

そして変則打ちや単発打ちは、台の故障にも繋がりやすいんです。

というのも、ストップボタンを過度に使うと、ハンドル部分の摩耗や劣化が早まります。

また玉の流れが不自然になることがあり、台の内部で玉が詰まる原因にもなるんですよね。

特に今の台は非常に高額ですし、それに伴い部品代も高いです。

そのため変則打ちや単発打ちを禁止しているパチンコ屋が多いんです。

和哉@元専業パチプロ
変則打ちや単発打ちを禁止するのは、それなりの理由があるんですね。

パチンコの変則打ちや単発打ちはなぜバレる?

とは言っても、変則打ちや単発打ちは、黙ってやればそこまでバレるものではありません。

しかし、急に社員や店長がやってきて「うちは変則打ちや単発打ちは禁止しています」と注意されることがあります。

そのキッカケとしては、

  • 目視による確認
  • 他のお客さんからの密告
  • 監視カメラによる確認
  • ホルコンのエラーによる確認

こういったキッカケであることが多いです。

目視による確認

まず一番多いのが、社員や店長クラスの目視による確認です。

さすがにアルバイトが変則打ちや止め打ちをチェックすることはないんですが、社員や店長クラスの人間は、常に不正を見ながら徘徊しています。

そしてバレてないと思っていても、変則打ちや止め打ちは、かなり目立つんですよね。

そのため厳しい店なんかは、常にハンドル操作を見られていると思っても間違いないでしょう。

他のお客さんからの密告

そして他のお客さんからの密告もあります。

  • あの人いつも勝ってるけど不正をしてるんじゃない?
  • 変な打ち方をしてるけど大丈夫?
  • あのお客さんはOKで自分はダメなの?

特に常連からの密告は、店側も真面目に話を聞きますからね。

和哉@元専業パチプロ
パチプロとして稼働をしていると、本当に日常茶飯事レベルでこういったことが起きます。

監視カメラによる確認

また監視カメラによる確認も、変則打ちや止め打ちがバレるキッカケになります。

特に設備が整った大型店なんかは、手元を確認するための監視カメラがあります。

  • あの人はプロっぽいな
  • なんか怪しいお客さんだな
  • いつも勝ってるな

このように店側からマークされると、そのカメラで常に監視される対象になります。

そして変則打ちや単発打ちの対策でもあるんですが、パチンコ屋は客側からの嫌がらせもすごいです。

ハンドルを壊したり、台の上皿にジュースや唾を流したり。物理的な嫌がらせもかなり多いんですよね。

そのための監視カメラで常にチェックしており、そこからバレることもあるんですよね。

ホルコンのエラーによる確認

さらにホルコンのエラーによる確認でバレることもあります。

例えばなんですが、

  • 大当たり出玉が異常に多い
  • 確変中や時短中に玉が増えている
  • ストップボタンを過度に使っている

こういったときにお店側の管理しているホルコンでエラーが発生します。

1度くらいであれば何の問題もないんですが、それが続くようであれば、監視の対象になるんですよね。

お店によってはエラーが出た瞬間に、社員や店長が駆けつけてくるお店もありますからね。

最低限の止め打ちを注意してくるような店はボッタクリ店の可能性が高い

「だったら無駄玉が増えるんじゃない?」

そう感じる方も多いかもしれませんが、その点は安心してください。

例えば最低限の止め打ちである、

  • 保留3.4で止める
  • 激アツリーチが出たら止める
  • ラウンド終了後に打ち出しを一旦止める

このように最低限の止め打ちに関しては、まず何も言われることはありません。

逆にこんなことで文句を言ってくる店は、私の経験上「ボッタクリ店」であることが多く、そもそも客付きも悪いんですよね。

そのため最低限の止め打ちであれば、気にせずしても問題ないです。

和哉@元専業パチプロ
あくまでも変則打ちや単発打ちで注意されるのは、不正や攻略レベルになってからです!

まとめ:パチンコの変則打ちや単発打ちはそこまで気にしなくてもいい!

今回は、パチンコの変則打ち単発打ちについて詳しく紹介させていただきました。

たしかに変則打ちや単発打ちは、禁止している店がほとんどです。

しかし、お店や他のお客さんに迷惑をかけなければ、何の問題もありません。

不正や攻略をしていないのであれば、ビクビクせずに堂々と打ちましょう!