この記事でわかること
- パチンコの代打ちの違法性
- パチンコの代打ちが禁止となるパターン
「パチンコで代打ちをしてたら出禁にされた」
「時間がなくなったから台を譲ったら店から注意をされた」
パチンコ屋で遊んでいると、このような光景を目にすることがあります。
私も専業のパチプロとして稼働していたころ、仲の良い常連さんから「よかったら打ってよ!」と何度も確変中の台を譲ってもらったことがあります。
しかし、お店によっては出禁扱いになることもあり、いきなり出玉を没収されるケースもあるんですよね。
そこで今回は「パチンコの代打ちの違法性」について詳しく紹介させていただきます!

このページの目次
パチンコの代打ちは違法ではない
まず結論から言うと、パチンコの代打ちは違法ではありません。
代打ちをしたからと言って逮捕されることもないですし、別にお互いが了承していれば、普通はOKなんですよね。
とは言え、最近のパチンコ屋では禁止しているところも多く、代打ちをした瞬間に店員が飛んでくることがあります。
中には、大当たりを消化した後に、出玉を没収してくるパターンもあるくらいです。
というのも、以下の「ホールのハウスルールで禁止されている」でも説明していますが、違法ではなくてもハウスルールで禁止している店が多いんです。
また「代打ち」という行為には、さまざまな意味合いがありますので、まずはそこから詳しく説明していきますね。

そもそも代打ちってどんな行為?
代打ちというのは、
- 打ち子を雇う
- 店側がサクラを雇う
- ボーナスやゾーンを消化してもらう
- 確変中やST中の台を他人に譲る
実はこれだけの意味があります。
一般的には「確変中やST中の台を他人に譲る」が代打ちと言われる行為ですが、さまざまな代打ちの捉え方があります。
打ち子を雇う
まずホール側が厳しく監視しているのが、打ち子を雇う意味での「代打ち」です。
特に大型のパチンコ屋では、プロ集団や打ち子軍団をよく見かけますが、
- 朝から晩までお金を払って同じ台を打ってもらう
- 軍団に日当で雇われて打つ
このような「代打ち」に関しては、違法ではありませんが、店側から出禁となることが多いです。
特に厳しいチェーン店なんかは、複数人ので出玉共有を禁止するほど、軍団の排除に力を入れていますからね。
店側がサクラを雇う
そして店側がサクラを雇う代打ちですが、これは完全に違法となります。
- 店側が用意した台を打ち子に座らせる
- 店長や幹部クラスの人間と協力して打つ
これらは「詐欺罪」や「業務上横領罪」などが適用され、実際に逮捕者も多く出ています。
ボーナスやゾーンを消化してもらう
Youtuberやパチンコインフルエンサーに多いのが、ボーナスやゾーン消化の「代打ち」です。
- パチンコのSTを消化してもらう
- ゾーン中の子役を引いてもらう
特に女性インフルエンサーや演者なんかが頼まれることが多く、動画でも見かけることがありますよね。
これは他のお客さんに迷惑がかからなければOKです。
ただお店によっては「ゴト行為」と勘違しやすいことから、一般人は禁止とされることがあります。
確変中やST中の台を他人に譲る
そして一般的に認知されている代打ちと言えば、確変中やST中の台を他人に譲る行為のことです。
- 用事があるから他人に譲る
- 家族や友達に当たり中の台をあげる
このような代打ちに関しては、OKとしている店もあれば、禁止にしている店もあります。
また下記の「家族や常連同士に限ってOKなお店もある」でも説明していますが、関係性によってはOKにしているところもあるんですよね。

パチンコの代打ちは違法ではないが禁止となるパターン
代打ちは違法ではありませんが、
- ホールのハウスルールで禁止されている
- 確変中やST中の台を金銭で譲渡
- 技術介入が必要なところだけプロが打つ
- 周りのお客さんに迷惑がかかるような代打ち
- 家族や常連同士に限ってOKなお店もある
実はこのような理由で禁止されている場合や、条件付きでOKなこともあります。
ホールのハウスルールで禁止されている
まず代打ちが禁止されているパターンとして、ホールのハウスルールがあります。
各パチンコ屋には、その店独自のルールが設定されていることがあるんですが、代打ちって何気にトラブルの温床なんですよね。
例えば客同士で、
- 金銭面での揉め事やケンカ
- 口約束によるトラブル
こういったことが起きやすいです。
後からお金を請求されたり、「あの時譲ってやったから今当たっている台を座らせてくれ」などの問題が起きるんですよね。
しかし、あくまでも個人間の問題なので、店側は一切関与することができません。
そのようなトラブルを避けるためにも、店側が「当店は代打ちを禁止」としていることが多いです。
確変中やST中の台を金銭で譲渡
また代打ちがOKなお店でも、金銭での譲渡は、どの店も禁止しています。
- 〇〇円くれたら確変(ST中)の台をあげる
- 〇〇円くれたら遊タイムまでもう少しの台を譲る
- 〇〇円くれたら天井間際の台に座ってもいいよ
このように金銭が絡む譲渡に関しては、基本的にどの店でも禁止しているんですよね。
けっこう厳しく監視しており、店の外でお金のやり取りをしていても、バレることがあります。
そして出玉の没収や台の停止になったり、最悪の場合は「出禁」になることもあるんですよね。
技術介入が必要なところだけプロが打つ
何気に店側が警戒しているのが、技術介入による代打ち行為です。
例えばパチンコで言えば、
- 通常時は違う誰かに打ってもらう
- 当たった瞬間に交代する
- 止め打ちやひねり打ちをする
プロ軍団の中には、この3の部分だけを親玉やテクニックのある打ち子が「代打ち」することがあるんですよね。
これは完全に店側の不利益になりますので、厳しいお店なんかは出禁となることがあります。
周りのお客さんに迷惑がかかるような代打ち
さらに周りのお客さんに迷惑がかかるような代打ちはNGです。
例えば、
- 周りのお客さんからクレームがある
- 交代するときに隣のお客さんにぶつかりまくる
- 大声での会話や騒音を立てる
このような場合は、代打ちに限らず出禁になることも多いです。
家族や常連同士に限ってOKなお店もある
とは言え、代打ち行為は、あくまでも店側が「トラブルを避ける」ために設けたハウスルールです。
そのためトラブルになりにくい、
- 家族や友達・恋人同士の代打ち
- 仲の良い常連同士の代打ち
これらに関しては、店側も黙認することが多いんですよね。
それ以外に関しては、最近のパチンコ屋は代打ちが禁止されていると言えるでしょう。

まとめ:パチンコの台打ちは禁止されていないが出禁の可能性もある!
今回は、パチンコの代打ちについて紹介させていただきました。
代打ちは違法ではありませんが、店側で禁止されていることがほとんどです。
そのため他のお客さんの迷惑にならないように、しっかりとルールを確認して打つようにしましょう。
最悪、それだけでも出禁になりますからね!