この記事でわかること
- パチンコの脱税が税務署にバレるキッカケ
- パチプロの確定申告が必要な稼ぎ
パチプロの中でたびたび繰り広げられると言えば「脱税問題」です。
というのも、パチンコで勝った場合は「確定申告」をする必要があるんですが、ほとんどのパチプロは申告していません。
そして税金から逃れたり、中には生活保護を受けながら、パチンコで稼いでいる人もいます。
しかし、中にはパチンコで稼いでいることがバレて、税務調査を受けたことがあるパチプロもいるんですよね。
ちなみに私自身は経歴に傷をつけたくなかったので、個人事業主として確定申告をしていましたが、周りのパチプロ仲間は誰もしていませんでした。
そこで今回は、私の周りのパチプロや他の情報などを参考に、パチプロの脱税がバレるキッカケについて紹介させていただきます!

このページの目次
パチプロの脱税がバレて税務調査が入るキッカケ
パチプロの脱税がバレて税務調査が入るキッカケとして、
- 友人や知人からの密告
- 同業からの嫌がらせ
- SNSやブログ、Youtube経由
- 口座の入金履歴
- 証券口座の履歴
- 高額な買い物
- 芋づる方式での情報拡散
- 税務署の情報収集によるもの
このようなキッカケがあります。
あくまでも私の周りや他の情報から得た参考例なので、一例にしか過ぎません。
他のパターンで税務調査に入ることもありますので、その点は十分に注意してください。
友人や知人からの密告
まず考えられるが、友人や知人からの密告です。
パチプロであることを、友人や知人と話をしている場合、意外と嫉妬や反感を買っているんですよね。
例えばなんですが、普通に働いている友人や知人と比べて、
- 稼ぎが良い場合
- 良い暮らしをしている場合
- 「働くのはバカ」など見下した態度を取った場合
いくら仲の良い友人や知人と言っても、赤の他人であることには間違いありません。
また大人になると「うわべの付き合い」が増えるため、どうしても本音で言い合える関係が少なくなります。
そのため、ちょっとした言動だけでも腹を立てて、国税局や税務署に密告される可能性があります。
密告をしようと思えば、以下のようなフォームから、いくらでも匿名で国税局に知らせることができますからね。
同業からの嫌がらせ
同業からの嫌がらせを受ける場合もあります。
パチプロとして稼働していると、何店舗も使うことになるんですが、だいたい同じ店に集結するんですよね。
その中で、
- 会話をしているときに自慢話が多い
- 上から目線で会話をしてくる
- 何もしていないのにライバル視してくる
こういったことがあると、何かしら嫌がらせを受けることがあります。
特にストーカー気質で粘着質な人なんかは、車のナンバーや後をつけるなどの行為から、個人情報まで特定してきます。
そしてだいたいのパチプロは確定申告をしていないので、そこから国税局に密告をしてくることもあるんですよね。
SNSやブログ、Youtube経由
最近では、SNSやブログ、そしてYoutubeの動画で収支を公開しているパチンカーがいます。
特にYoutubeなんかは、パチプロの収支動画で視聴数が伸びやすく、Youtuberとしての収益も見込めますからね。
またTwitter(X)なんかは、同じパチプロ仲間との交流の場としても人気ですから、そこで収支報告をしている人も多いです。
実はそれらは国税局や税務署の人間もチェックしており、そこから税務調査が入ることがあるんです。
実際にSNS経由でバレて莫大な税金を納めることになったパチプロもいますので、注意が必要です。
口座の入出金履歴
そして口座の入出金履歴からバレることもあります。
というのも、パチプロで無申告の場合、当然ではありますが「無職」で「無収入」の状態ですよね。
にも関わらず、たびたび口座に入金があったり出金があると、どう考えても不自然です。
まだ数十万単位であればバレる可能性はないですが、高額なお金になると「このお金の出所はどこだ?」と目をつけられやすくなります。
そもそも「無職」で「無収入」であれば、銀行口座にお金がある時点でおかしいですからね。
特に何年も無申告でパチプロをやっているのであれば、前職もないわけですし、お金に余裕なんてないはずです。
国税局や税務署は、銀行口座を確認できる権限がありますので、容赦なく税務調査に踏み出してきます。
証券口座の履歴
また証券口座の履歴からも、パチプロの脱税がバレることがあります。
パチプロは将来の保証が一切ないので、株式投資やFXでお金を稼いでいる人も多いです。
特に今の積み立てNISAなんかは、税金もかからないので、将来に備えて利用しているパチプロも多いです。
ただ「無職」で「無収入」にも関わらず、毎月満額で入金があったり、定期的に高額な取引きがあれば明らかにおかしいです。
絶対にバレないと思っていても、国税局や税務署は、証券口座の内容を確認できる権限がありますからね。
高額な買い物
さらに高額な買い物をした場合でも、税務署に目をつけられやすくなります。
例えばなんですが、パチプロが、
- 家などの不動産を買った
- 車を購入した
この2つに関しては、パチプロが税務調査されやすい内容になります。
家や不動産であれば固定資産税、車であれば自動車税がかかってくるので、お金の出所を調査してくるんですよね。
芋づる方式での税務調査
そして芋づる方式での税務調査があります。
例えば、とあるパチプロに税務調査が入ったときに、
- 自分だけ不公平だ!
- あのパチプロはどうなるんだ!
- 情報を教えるからアイツも調査してくれ!
このように「不公平さ」を感じて、国税局や税務署の職員に対して「調査」を依頼することがあります。
そこから芋づる方式にバレてしまい、あなた自身が税務調査を受けることだってあるんです。
税務署の情報収集によるもの(抜き打ち調査)
意外かもしれませんが、税務署の情報収集による「抜き打ち調査」を受けることもあります。
というのも、大々的にニュースになることはありませんが、パチンコ業界って重点的に税務調査をされる対象になっているんですよね。
これは意外かもしれませんが、店側だけではなく、パチプロ(軍団の親玉も含む)も対象となります。
それで脱税が発覚した場合、同じ管轄で疑わしい相手に対して、抜き打ちの調査をすることもあるんです。

パチプロの確定申告はいくらから必要?
では、パチプロの確定申告についてですが、
- 一時所得の場合
- 雑所得の場合
の違いによっても大きく変わってきます。
またパチプロとしての歴も関係してきますので、その点について詳しく紹介させていただきますね。
一時所得の場合
まず一時所得の場合ですが、年間を通して50万円以上の儲けが出た場合に、確定申告が必要となります。
一時所得というのは、
- あくまでもパチプロとしての稼ぎが一時的
- 娯楽として楽しんでいる
このような場合は、一時所得になります。
正直なところ、一時所得に関してはそこまで気にしなくてもいいです。運が良ければ誰もが能性のあることですし、そこまで税務署も目を光らせて見ていません。
雑所得の場合
次に雑所得の場合ですが、年間を通して20万円以上の儲けが出た場合に、確定申告が必要となります。
雑所得というのは、
- 一時的ではなく継続的な収入
- パチプロを本業(仕事)として取り組んでいる
このような場合は、雑所得となります。
歴が長いパチプロは「雑所得」になる
この2つの所得の違いですが、パチプロ歴の長さによって変わってくると思ってください。
例えば一時的、もしくは短期であれば、一時所得で問題ないです。
ただ何年にもわたりパチプロのみで生活をしている場合は、雑所得に分類されることになります。
パチプロの中には、高校や大学を卒業してから、一度も就職をしたことがない人も多いですよね。
その場合は、国税局や税務署から目をつけられやすいので、十分に注意をしてください。
心配な場合は税理士に相談しよう
とは言っても、パチプロの確定申告に関しては、まだまだ一般的ではありません。
私は確定申告を行っていましたが、周りのパチプロに聞いても誰1人として確定申告をしている人はいなかったです。
そのため、
- どこからが経費になるのか
- どれだけの額を確定申告すればいいのか
など、わからないことも多いですし、不確かなこともたくさんあります。
もし確定申告をして、まともなパチプロになりたい場合は、一度税理士に相談してみるのがいいでしょう。
私も最初は税理士に相談をして、その後は教えてもらった方法で、自分自身で確定申告をするようになりました。
その方法をお伝えしたいのですが、情報が古くなっている可能性もありますので、ぜひご自身で税理士に相談してみてください。
まとめ:継続して収入がある場合はパチプロでも確定申告をしよう!
今回は、パチプロの脱税がバレるキッカケについて紹介させていただきました。
パチプロの脱税は、額が小さいので大々的なニュースにならないですが、毎年必ずどこかで税務調査を受けているパチプロがいます。
私の周りにも何人かいますし、そのたびに人生が終わるような展開になる人を何人も見かけています。
副業レベルであればまだいいですが、パチプロを専業としている方は、ぜひ参考にしてみてください!